クラウド同上

Voice Kit の Google Assistant を日本語化してみた

Author
Daiko
Lv:4 Exp:612

2018年9月入社ーシステム開発部所属
GCPに関する知識を急速に吸収中です。

こんにちわ。

以前、自作で Google Home のようなものが作れる Kit 「 Voice Kit 」を作ってみました。
しかし、Voice Kit 作っただけだと英語で反応するようになっているためせっかくなんで日本語でやりとりしたい!ということで日本語で出来るようにしてみました。

それでは、 Voice Kit の日本語化を実施していきましょう。

▼DEMOプログラム日本語化

DEMOプログラムはセットアップしただけでは英語しか認識できませんでした。
私を含め大半の日本人は当然ながら日本語でやりとりをしたいと思いますので、一緒に Google Assistant の日本語化対応をしてみましょう。

▼Raspberry Pi の設定画面のローケル設定で日本語に変更する。

日本語化対応と聞くと大変そうなイメージですが、Raspberry Piのローケル設定を日本語に変えるだけで日本語化対応ができます。

SSHでVoice Kit にログインします。私の場合はChrome の拡張機能のSecure Shell Extension を使ってログインしました。前回の記事に手順を記載していますので確認ください。
1)Raspberry Pi の設定画面を立ち上げます。
コマンド

$ sudo raspi-config


2)矢印キーの上下でカーソルが上下に動かすことができます。
選択する場合は右キーを押すと、カーソルが に移動するので Enter キーを押してメニューを選択します。
に移動せずに Enter キーでもメニューを選択できます。
4 Localisation Options にカーソルを合わせ、メニューを選択します。

3)続いて、I1 Change Locale にカーソルを合わせ、メニューを選択します。

私の場合はconfigファイルが何らかの原因でロックが掛かって次の画面が表示されない場合がありました。
その時は、Voice Kit をpower off させて再度立ち上げたら、次の画面が表示できました。

4 ) Configuring locales で下矢印キーで「ja_JP.EUC-JP EUC-JP、ja_JP.UTF-8 UTF-8」に赤いカーソルを合わせてスペースキーを押して[*]とします。そしてEnter キーを押下して次の画面に移動します。

5 ) デフォルトロケールを設定する箇所になりますので、ここでは「ja_JP.UTF-8」を選択し、Enter キーを押下して設定させます。

設定が完了すると raspi-config コマンド実行時の設定画面のトップページに戻ります。

6 ) 言語の設定は以上ですが、合わせてタイムゾーンを日本(東京)に変更します。
  再び 4 Localistaion Options メニューを開きます。

7 ) I2 Change Timezone メニューを開きます。

8 ) Configuring tzdata では「Asia」を選択し、Enter キーを押下します。

次の画面で、「 Tokyo 」を選択し、Enter キーを押下し、設定します。

9 ) 設定が完了したので終了させるために右矢印キーで「 Finish 」を選択し、Enter キーを押下します。

10 ) 設定が反映されていると思いますが、念のためVoice Kit を再起動させます。
コマンド

$ sudo poweroff

「sudo poweroff」実施後に、緑のランプが消えたら電源を抜き差してください。
後に分かるのですが、sudo reboot で再起動できるようです。

▼DEMO プログラムが日本語に対応したか試してみよう。

先ほど、変更した内容がうまく行っているか確認してみましょう。

1)AIY-voice-kit-python に移動し、DEMOファイルを起動します。
コマンド

$ cd ~/AIY-voice-kit-python
$  src/examples/voice/assistant_grpc_demo.py

2)DEBUG ログが下記のように出力され、「INFO:root:Press button to start conversation…」と表示されたら Voice Kit の上のボタンを押します。

3) 最初 DEMO プログラムを動かした時は日本語で反応しませんでしたが、今回はどうでしょうか。
 前回と同様「あいうえお」を試してみましょう。

あいうえおと認識されています。そして、Google Assistant の音声も日本語に変わっていると思います。これで、日本語化設定が完了となります。
4) DEMO プログラムを停止させましょう。
control + C で DEMO プログラムを停止させると下記のように表示されプログラムが終了します。

▼デフォルトユーザのパスワード変更(寄り道)

少し寄り道になりますが、
パスワードがマニュアルに記載された通りだと、セキュリティ的によくないのでパスワード変更しました。

▼Raspberry Pi の設定画面でパスワードを変更する。

SSH でVoice Kit にログインするたびに以下の画面が表示されていると思います。

デフォルトのパスワードだと他の人にログインされる可能性がありますので他の人に不正に利用されるのは避けたいので変更します。

1)Raspberry Pi の設定画面を立ち上げます。(sudo raspi-config)
コマンド

$ sudo raspi-config


2)1 Change User Password を選択し、Enter キーを押下します。

3)Enter キーを押下し、次の画面に移動します。

4)新しいパスワードを入力します。そして、もう一度再度同じパスワードを入力します。

5)パスワード変更が成功すると以下のように表示されますので、Enter キーを押下してトップ画面を表示させます。

6 ) 設定が完了しましたので設定画面を終了させるために右矢印キーで「 Finish 」を選択し、Enter キーを押下し、終了させます。

パスワード変更することで少しだけですが、セキュリティが高まりました。デフォルトのpiユーザも別のユーザ名に変更するとセキュリティが高まりますが、今回はここまでとします。時間がある場合は試して見ましょう。

▼まとめ

Google Assistant の日本語化を実施してもらいました。
これで日本語でやり取りできるようになりました。ここではあいうえおしか試していないですが、色々試して見ましょう。
また、寄り道としてデフォルトパスワードの変更を実施してもらいました。
少しですが、セキュリティが強化されました。変えたパスワードは忘れないようにしましょう。

次回ですが、Voice Kit には ボタン制御などの python ライブラリが用意されているのでそれに触れてみようと思います。

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▼参考リンク

Voice Kit 公式サイト「https://aiyprojects.withgoogle.com/voice

(以上)

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