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Cloud Identityを利用して新規に組織リソースを得る場合のチェックリスト: ありがちな落とし穴3選

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かめなし
Lv:7 Exp:5675

2017年12月より現職。SREエンジニア目指してIaC、Kubernetesを勉強中。好きな言語はJavascript。好きなGCPプロダクトはCloud Build。好きなOCGカードは《破壊剣士融合》。

Cloud Identityを用いると、「無料」で、「G Suiteを契約せずに」、GCPの共有VPC等で活用できる「組織リソース」を取得することができます。
逆に言えば、G Suiteを契約する、Cloud Identityで組織を作る、以外に「組織リソース」を取得する方法はありません。(2018-06-13現在)
この点について、よくお問い合わせをいただくため、FAQ記事として新設することにしました。
名称のよく似ている「Cloud Identity Free Planアカウント」が何者なのか?についても書いています。

case1: 実は、サイレントでG Suiteを既に導入しており、その事に気付いていないために同一ドメイン名が使用できずハマる

  • 既にG Suiteで「完全に同一の」ドメイン名を使用済みの場合、当然、Cloud Identityによる新組織に指定することができません。
    • その場合はDNSサブドメイン名を切って、所有権確認すれば「完全に別の組織」を作ることができます。
  • 同一ドメイン名で組織を使いたい場合は、御社のG Suite管理部門にお問合せください。GCP側からはどうにもできません。

case2: Cloud Identity Free Editionではじめる用 ではない リンクを踏んでいる

  • 完全無料で組織リソース & 50アカウントまでのFree Editionは2019-06-03現在、依然として取得可能です。説明文をよく読んでください。
  • Cloud Identity Premium「で」組織を新設するリンクから先に進むと、無料プラン前提のページに進むことはできないようです。

case3: Cloud Identity 組織Cloud Identity Free Plan Accountを混同している

これは、非常〜〜〜に紛らわしいので、正直、名称変更してほしいです。

「組織」って何よ?

  • 公式の用語としては「Cloud 組織」とか「組織リソース」というのが正式名称のようで、英語では organization だけなんですね。
    • そして、その G Suite組織 構造を借用して GCP用の組織リソース が生成される、というイメージになります。

Cloud Identityアカウントって何?Googleアカウントじゃないの?

  • Cloud Identity Free Planアカウントは、G Suiteを使っていると払出すことのできる「アカウントの種類」になります。
    • つまり、以下の2種類を払出すことができるよ、ということです。
    1. G Suite標準ユーザー
    2. Cloud Identity無料ユーザー
    • 前者は、G Suiteのフル機能が利用できる、れっきとしたGoogleアカウントです。Gmailが使えます。(重要)
    • 後者は、Gmail、ドライブをはじめとするG Suiteを利用できないGoogleアカウントです。

おわりに

Cloud Identity組織、Cloud Identity Free Planアカウントは、無償で組織リソースを使うことができ、大変ありがたい機能なのですが、「GCPのサービスではない」ということもあり、混乱することも多いかと思います。
実際、当社サポート窓口にも上記のようなお問い合わせが多数あるため、解決の一助となればと思います。

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